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フクロウの羽 ~パート2~ 

皆様、こんにちは!
最近は寒くなったり、暖かくなったりと、気温の変化が激しいですね。
体調を崩さないように気をつけて下さいね!

さて!
先週の予告通り、今週はフクロウの“体を暖める羽”についてお勉強していきましょう!

前回のブログをまだご覧になっていない方は↓こちらからどうぞ!

フクロウの羽 ~パート1~

体を暖める羽

綿羽
ケープワシミミズク アラシ

前回特集した、“空を飛ぶための羽”と違い、体を暖める羽ですから、より柔らかい
羽になっています。写真は、翼の下の羽です。
とってもふわふわしているのがわかりますか?

体を暖めるのに、一番重要な羽は、“綿羽(めんう)”と呼ばれる羽です。

綿羽 1
カラフトフクロウの“綿羽”


シロフクロウの綿羽
シロフクロウの“綿羽”

一見、ほこりの様に見えますが、これも立派な羽です。
“綿羽”は皮膚に一番近い所に密集して生えています。

このホワホワな“綿羽”を基準に、体の外に向かってしっかりとした羽になっていきます。

ここで、フクロウの体中の羽をそれぞれ見ていきましょう!

羽

1は、コノハズクの背中あたりの羽です。

2は、ミミズクのお腹の羽です。
背中の羽と違い、お腹の羽は、写真の下に向かう程、“綿羽”でふわふわしている
のがわかりますか?(少しゴミで汚れていますが・・・。)

ベンガル腹
ベンガルワシミミズク

ちょうど、緑で囲まれた辺りが、2の羽が生えている場所です。
背中よりもお腹の方を暖めたいので、“綿羽”が多くなっています。

また、フクロウはヒトとは違い、汗をかきません。
体温調節はこの“綿羽”を上手につかって行います。

寒い時

コキンメ
コキンメフクロウ

写真の様に、体全体の羽を膨らまします。
これは、羽と羽の間に空気をいれ、その空気を自分の体温で暖め、閉じ込めて
体を暖めています。

鳥は体調が悪い時、体を暖める習性があります。
もし、ご自分で飼われている鳥が羽を膨らましてじっと動かないときは病気のサインです。
その時は、鳥が膨らむのをやめるまで部屋を暖めてあげましょう!
暖めても元気がでないようなら、お医者様に相談しましょう。

ただし、非常にリラックスしている時も、羽を膨らませていることがあります・・・。
この見極めが難しいですが、日々観察をすることが大切です!
特にフクロウは元々動かない鳥なので見極めがより難しいかもしれません。

暑い時

逆に暑い時はどうでしょうか?

暑がっています
トルキスタンワシミミズク マロン

写真の様に、羽を体にくっつけ、翼をダランと下げます。
これは、寒い時と逆で、羽と体をくっつけることによって、羽と羽の隙間をなくし、
空気が入らないようにします。
また、翼を広げて風通しをよくしています。

鳥の平均体温は38~40℃といわれています。
ヒトよりもはるかに高いのは、羽がたくさん生えていることによって保温性に
優れているからです。

続いては・・・
羽 2 
これは、尾羽(お尻)周辺の羽です。

一番左がベンガルワシミミズク、他3枚がカラフトフクロウの羽です。

カラフトお尻
矢印が指しているのがカラフトフクロウの尾羽周辺です。


もうひとつ、カラフトフクロウの羽をみてみましょう。

カラフトの頭の羽

どこの羽がわかりますか?

これは・・・

カラフト頭

頭の羽でした。

ちょうど、頭の丸くなっている部分の羽ですから、

カラフト頭の羽 2 

一枚一枚も、ちゃんと丸まっています。
すごいですよね!

鳥は、たくさんの羽に覆われています。
その羽の役目は様々ありますが、どの羽も、鳥にとっては一枚一枚が、
生きていく上で非常に大切です。
いつもふわふわの羽でいる為に、羽のお手入れはかかせません!

羽のお手入れの様子を動画で撮りましたので、↓こちらをご覧ください。


この様に、いつもお手入れをしています。

ただ、人間と同じで、フクロウにも性格があります。
非常にきれい好きなフクロウ、面倒くさがりなフクロウ・・・・
きれい好きなフクロウは、毎日水浴びをして、一日に何回も羽のお手入れをしますが・・・
面倒くさがりなフクロウは、お手入れを一切しなかったり、水が嫌いなフクロウは、
水浴びは絶対にしません。
当然、羽のツヤや毛並みに差がでてしまいます。

DSC01568のコピー
水浴び中のケープワシミミズクのアラシ

体全体で水を浴びています。

当園のふれあい担当の“アラシ”ちゃんは、キレイ好きで、水浴びも大好きです!
以前、水浴びの様子をブログで載せましたので、そちら↓もご覧下さい。

水浴び大好き!

さて!
これにて、フクロウの羽特集はおしまいです!

2週連続で文字の多いブログになってしまいましたが・・・
たくさんお勉強できたでしょうか?

飛行ショー


神戸花鳥園では、一日三回、飛行ショーを行っていますので、その時に是非、
フクロウが静かに飛ぶ姿をご覧になって下さい!
また、ショーの後には、フクロウを触れる時間もございますので、フクロウの羽
を実際に触って、羽のやわらかさを体感して下さいね!

最後は、“綿羽”でふわふわの赤ちゃん
アフリカオオコノハズクの姉妹(2007年11月頃のテンちゃん達)
待ってるよ!


お待ちしておりま~す!!

コメント

魔星幻 様

フクロウ達はこの羽のせいで、夏場はすぐに暑がってしまい大変です。特に北方系のフクロウ達は、空調の効いた部屋で暮らしています。

ヒナの綿羽は、だいたい2ヶ月もすれば、ほとんど取れてしまいます。時々、頭に数本残っている…なんて事もありますが(笑)
この時期が一番可愛い時期ですね!

お手入れの様子が、念入りで実に微笑ましいですね♪
以前、フクロウショー終了後、めのうちゃんの綿羽が1枚床に落ちていたので、記念に頂きましたが(笑)本当に軽くてふわふわで、たった1枚なのに結構暖かかったです♪ 冬はともかく、さぞ夏場は大変なのでは?
渡邊松子さんという方の「ふくろう」カレンダーには、「ふわふわのベビー服を着た雛」という表現がありましたが、雛の綿羽は、いつ頃とれるんでしょうか?

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