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クロエリセイタカシギの赤ちゃん 

ZN4G6560のコピー
「この鳥前足がある!」と思った方、違います。これはクロエリセイタカシギのヒナが
親の胸に顔を突っ込んでいるところです。

入っているのはこの子↓
ZN4G6538のコピー2

そうです。外池からまたもや赤ちゃんが誕生しました。
クロエリセイタカシギという白黒の毛並みに、細長い足とクチバシが特徴の鳥です。
この子が元気に育ってくれると、神戸花鳥園で初の自然繁殖のクロエリセイタカシギとなります。

この雛は6月18日生まれ。自分で色々動き回れるほど元気で、巣を抜け出しては
池の水を自ら飲みに行ったりします。
雛のときの体は茶色がかった灰色で、足は水色をしています。

クロエリセイタカシギの大きな特徴である長い足ですが、
もうすでにすらっと長い足が生えています。
もう一つの特徴であるピンセットのような細長いクチバシも生意気にもついてます。

ZN4G6522のコピー
目が切れ長で、足が長い…モテる要素満載のクロエリセイタカシギのヒナ

目に映るものが新鮮なようで、水遊びにあきると親元から離れ、
水面に浮かぶ水鳥の羽を追いかけたり、水辺を歩いてはのどを潤しています。
そしてしばらくするとまた親と巣に戻ります。


この記事の撮影中面白い場面に出会うことができました。
カメラを構えていると、外池の鳥たちがいっせいに騒ぎたてました。
すると水辺で遊んでいた雛はその近くにあった大きめの石の間に
すっぽりとハマり動かなくなってしまいました。
ZN4G6542のコピー

私は慌てて「雛が石の間にはさまってしまった!」とバードスタッフの藤田さんを呼びました。
が、藤田さんはあわてることなくシギの雛を拾い上げました。
彼いわく「さっき鳥たちが騒いだのは、多分上空をカラスとかが通過したせい。
それを察知して、岩に隠れた」とのことです。

これらの写真をみると、良くわかると思いますが、
クロエリセイタカシギのヒナの体の色は砂利とおなじ色。動かなければ上空からの
敵の目を欺(あざむ)くことができるのです。
小さいながら、本能に刷り込まれているんですね。あーえらい恥かいた。
ZN4G6543のコピー

心なしかヒナが「余計なことしないでくれます?(怒)」みたいな顔してる気がします。


ヒナが遊んでいられるのも、両親の影で支えてくれてるおかげ。
普段はおっとりした鳥なのですが子育てにいたっては、豹変します。
オスとメスで交代で卵をあたためたり、ヒナをお腹の下に入れているのですが、
近くに鳥が来ると、巣を守っているほうが侵入者(?)を発見しけたたましく鳴きます。
ZN4G6629のコピー
常に子供を見守る親

すると周りをパトロールしているパートナーが侵入者を威嚇、または攻撃します。
そのパトロール範囲はざっと見る限り半径2m強ほど。
「なにもそんな遠くの水鳥を攻撃しなくても…」と思えるほど、
過敏に攻撃を仕掛けていきます。

この時は、メスが巣で雛を守っていて、オスがパトロールをしているようです。
ZN4G6495のコピー

母:「お父さん、そっちにクビワコガモが来てる!」
父:「キック!」
クビワコガモ:「えぇ~っ…」
夫婦の連係プレーのおかげで巣の周りは安泰です。
たまたま巣の近くで水を飲んでただけなのに、
蹴られたクビワコガモは迷惑だったでしょうけど。
ZN4G6635のコピー
そんな騒ぎのそばで、ヒナはのんきにエサのオキアミを食べているのです


ZN4G6501のコピー

 この雛の巣は、外池の小さな島のちょうど中央の茂みにあります。
しばらく見張っていると、けっこうな頻度で雛が水遊びをしてますので、
探してみて下さい。かわいいですよー。
ZN4G6646のコピー

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