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フクロウの足 

皆様、こんにちは!

11月に入り、周りの景色も徐々に紅葉してきましたね。
年々、紅葉が遅くなりつつあるのが残念ですね・・・。

さて!
今回はなかなかじっくりと見ることが出来ない
フクロウの を特集してみたいと思います。

るり
アフリカワシミミズク “るり”

皆様は、フクロウの足は短足だと、誤解していませんか?
見た目、短足に見えがちですが、実はそうではありません。

フクロウは、実は、というか、見ての通り大量の羽に覆われているため、
中身がよく見えないんですが、実際のフクロウの足はとっっっても、長いんですよ!

こちらが証拠写真です

るり ②

モデルは上の写真と同じく“るり”君です。
失礼ながら、スカート?(羽)をめくらせて頂きました。
まあ、“るり”君は男の子なので撮影には快く承諾してくれました(笑)

どうですか?
上の写真と比べると、驚きですよね!
見た目の体の半分が足ですね。

るり ①
横から

胸板もたくましく見えますが、これも羽です。
中身はスカスカなんです。・・いえ、けっして、悪い意味ではございません。

この写真では、“るり”君は精一杯背伸び・・といいますか、足を伸ばして遠くを見ています。
ですから、これが“るり”君の実際の足の長さです。

これでフクロウの足が長いことがおわかり頂けましたね?

では次にいってみましょう!

フクロウは、ご存知の通り、狩りをする猛禽類です。
足で獲物を捕まえて捕食します。

フクロウの足の特徴ですが、他の鳥と違い足にまで羽毛が生えています。
理由は、大きく分けると2つあります。

1.獲物を捕まえた時、ネズミなどのげっ歯類の歯で足を噛まれても大きな怪我を
  しないように、足まで羽で覆うことで足を保護しています。

2.寒い地域に住んでいるフクロウは、足も寒くならない様にする為に、足を羽で覆う
  ことで寒さをしのいでいます。人間で言うところの「靴下」です。
  逆に、暑い地域に住んでいるフクロウには羽があまり生えていません。

少し難しいかもしれませんが・・・大丈夫ですか?
それを踏まえまして、それぞれのフクロウの足をみていきましょう。

1.スピックスオオコノハズク

ムギ

名前: ムギ  (男の子 2006年5月6日生)
英名:Tropical Screech-owl
学名:Otus choliba

体長は20~24cm。
コスタリカからアルゼンチン北部に掛けてのアンデス東部に分布しています。
主食は昆虫。他、ネズミ・トカゲ・ヘビなどを捕食します。

ムギの足
“ムギ”君の足です。

コノハズクは、主に昆虫を主食とする為、足の表面には羽が生えておりません。
昆虫には、ネズミの様に鋭い牙を持っていないので、足を保護する必要はあまり
ありません。
また、この種類は暖かい所に生息するため、羽が生えていません。


2.ナンベイヒナフクロウ

凪

名前:凪(なぎ) 女の子 2006年5月生
英名:Mottled Owl
学名:Strix virgata

体長は30.5~35.5cm。
メキシコから中央および南アメリカにかけて分布しています。
ネズミなどの小型哺乳類、ヘビなどの爬虫類、両生類、昆虫、節足動物などを捕食します。

凪の足
“なぎ”の足です。

コノハズクよりも体が大きいため、それなりに大きい獲物を捕食しますが、暖かい所に
生息している為、足の羽は少なめです。

3.アフリカヒナフクロウ

ゆうひ

名前:ゆうひ (男の子 2006年5月生)
英名:Afican Wood Owl
学名:Strix woodfordii

体長は30~36cm。
アフリカ中央部、エチオピア、アンゴラ、南アフリカなどに分布しています。
主食は昆虫。他、カエル・爬虫類・小鳥などを捕食します。

ゆうひの足
“ゆうひ”の足です。

この種類は昆虫が主食ですが、住んでいる環境が3500m以上の高地にいる為、
寒さを防ぐ為に少しだけ羽が生えています。ただ極寒、というわけではないので、
控えめです。

4.ケープワシミミズク

おしゃれアラシ

名前:アラシ (女の子 2005年3月生)
英名:Cape Eagle Owl
学名:Bubo Capensis

体長は46~61cm。
エチオピア、ケニア、ケープなど南アフリカに分布しています。
ウサギ、鳥、爬虫類、小型哺乳類などを捕食します。

アラシの足
“アラシ”の足です。

ケープワシミミズクは、比較的暖かいところに生息するフクロウですが、
大型のため、主食はネズミなどのげっ歯類になります。
ですから足の保護の為に、小型のフクロウより羽が多く生えています。

5.カラフトフクロウ

リッグス

名前:リッグス
英名:Great Gray Owl
学名:Strix nebulosa

体長は59~69cm。
シベリア、カナダ、アラスカなどに分布しています。
小型哺乳類、鳥、昆虫などを捕食します。

リッグスの足 
“リッグス”の足です。

雪が降るような寒帯の樹林地に住んでいる為、寒さから足を守る為に
羽がたくさん生えています。
勿論、足だけでなく、体全体が多く羽に覆われています。

足の裏
足の裏から見ても羽が溢れるくらい生えているのがわかりますね。

生息地の環境や捕食する獲物によっていろんな羽の生え方をしている
ということがおわかり頂けたでしょうか?


ブツブツアフリカワシミミズク“こはく”の足

また、どのフクロウでも、足の裏はブツブツとしています。
これは、木にとまっている時の滑り止めの役目をしています。


いかがでしたか?
今回載せたのは5羽だけでしたが、神戸花鳥園にはまだまだたくさんの
フクロウが生活しています。
また、フクロウだけでなく、水鳥の足や、オオハシの足にもそれぞれ
いろんな特徴があります。

鳥の足の観察もなかなか面白いと思いますので、ご来園の際には是非、
足も観察してみて下さいね!

コメント

ピングー様へ

コメントの投稿ありがとうございます。

私的には、北方系のフクロウの足が本当にモコモコで
気に入っています。

フクロウは、専門の図鑑というのも日本では数少ないんですよね。

これからも、いろんなフクロウの姿をブログに載せていきますので、
どうぞお楽しみに!!

はじめてコメントさせていただきます。フクロウの足がこんなだったなんて初めて知りました。こんなに丁寧にいろんな種類の足を、アップでしっかり見られるなんて、感激しました!
鳥の図鑑でもここまで詳しくは載ってないのでは?
普段はなかなか知ることのできない、鳥達の細かい情報を、これからも楽しみにしてます。

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